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アラフィフ女の自分探し。日々の生活、アンチエイジング、など綴ります。

精神疾患やメンタル不調は鉄分不足が原因だった?!もっと早くに知りたかった‼︎

こんにちは。

 

この間、乃木坂46の映画「悲しみの忘れ方」を見ました。メンバーの親御さんがナレーション形式で思いを語っていました。娘を芸能界に送り出す親も葛藤があったりと感慨深いものがありました。

 

その中で今は乃木坂のエースと言える白石麻衣さんが中学2年の時、不登校になったということでした。

実を言うと、我が息子も中1の時に友達の何気ないからかいに傷つき、一時期不登校になったことがあります。

 

本人が一番辛いと思うのですが、それを見守る親も相当辛かったです。学校を休んでゆっくりしていいよって余裕を持って接しなければならないという思いとそれより叱咤激励をしてなるべく早く学校へ行けるように導いてやるのが良いのか、どれが正確なのか分からずに悶々とした日々が思い出されました。

 

その当時は不登校から何か抜け出す方法はないものかと必死で情報を集めたり、友達に相談してりしていましたが、結局本人が立ち直ってくれるのを待ったと思います。

 

先日、日本カウンセリングセンターからのDMで面白い論文がらあるから読んでみてくださいとのことで、アマゾンのkindleで早速読んでみました。

 

 

書籍としては光文社の新書として出ています。

 

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この本では不登校をはじめ、引きこもり、パニック障害、うつ病、強迫性障害、統合失調症等、ほとんどの精神疾患は鉄分不足が原因であると言っています。

 

DVをする夫、自傷行為を繰り返す中高生、すぐキレたり、イライラしたり、精神疾患とまで行かなくても、ちょっとしたメンタルの不調の原因にも鉄分不足があげられます。

 

この本の著者は広島で心療内科クリニックを開院されている精神科のお医者さんです。

 

そこの精神科では栄養療法を中心とした治療を行っているそうです。精神科の一般的な治療は薬物療法や心理療法が真っ先に浮かぶのですが、栄養療法とは⁈

 

精神科に来る患者さんにまず、フェリチン値を測定します。フェリチンとは鉄分を貯蔵できるタンパク質のことで、フェリチン値が低いと鉄分不足を意味します。

 

心療内科を受診する患者さんで特に女性の患者さんにこのフェリチン値が著しく低い患者さんが多いらしいのです。そこで栄養療法を取り入れた治療を行なったところ、劇的に改善する患者さんが多数みられたということでした。

 

「高タンパク・低糖質食+鉄剤」が精神的疾患の完治を可能にすると著者は言っています。どのような栄養療法かは症例と共にこの本に詳しく載っています。

 

現代は栄養は足りているという前提の元に医療が行われていますが、実は質的には栄養が足りていなかったということです。

 

この著書を読んで、不登校にも改善できる栄養療法があったのなら早く知りたかったと凄く思いました。

 

私も精神的に気分が落ち込みやすい時や前向きになれない時もあったのですが、この本を読んで鉄分をサプリで補給するようになって、ものすごく気分が落ち込むことはなくなりました。

 

どんな治療をしても、完治には至らなく薬が手放せないという人にはこの栄養療法やってみる価値があると思います。

 

とにかく精神疾患で悩んでいる人がこの本に出会って、症状が少しでも改善することを切に願います。