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アラフィフ女の自分探し。日々の生活、アンチエイジング、など綴ります。

忘年会シーズン突入 飲めない人のことを考えてみた。

こんばんは。

 

忘年会シーズンですね。私も先週もあったし、まだ何件か誘われています。

 

私はお酒が飲めません。付き合い程度で少し飲んでた時もありましたが、昨年友達との宅飲みで、焼酎やらワインやらをちゃんぽんした結果、夜には酷い頭痛と吐き気でトイレからでられませんでした。

 

私の身体が全身を使って毒素を排出しようとしていると自分でも感じるほど、凄まじいお酒に対しての拒否反応が出ました。

 

それからと言うもの、お酒は止めました。

多分、遺伝的にお酒を分解する酵素が少ないと思います。

 

でもお酒の席では、何飲む?ってことになって、「私飲めないんです」って言うと「またまた〜。何言ってるの?はい、飲んで飲んで!」って決まって言われます。

 

私はお酒飲めないって言っても、全然信じてもらえないキャラです。ガンガン飲めそうとか言われるタイプらしく、大学を卒業する時はそんなに親しくもない教授に卒業祝いだっと言われナポレオンをもらったこともあります。

 

何故お酒が飲めないのか?

 

これはもう遺伝的としかいいようがないです。

両親がお酒が飲めなかったり、弱かったりすると家系的にお酒に弱い体質であることは間違いないでしょう。

 

下戸遺伝子というものがあるらしく、私達の祖先であるモンゴロイドに存在します。

アルコールを摂取した際に肝臓で有害なアセトアルデヒドになり、そのアセトアルデヒドを酢酸に分解して体外に排出する分解酵素をアセトアルデヒド脱水素酵素といいます。

 

このアセトアルデヒド脱水素酵素はタンパク質なのですが、これが3つのタイプに分かれます。

GGタイプ(お酒の強い人)、AGタイプ(お酒の弱い人)、AAタイプ(全くお酒の飲めない人)です。

日本人はAGタイプが45%、AAタイプが5%もいます。日本人の半分はお酒に弱いってことになります。

 

白人系のコーカソイドや黒人系のネグロイドはAAタイプです。

 

なので、お酒を飲めない人には無理矢理、お酒を飲ませようとしてはいけません。

アセトアルデヒドは極めて毒性が強く、分解酵素が少ない人は体内にアセトアルデヒドが残りそれが発がん性物質となりがんになる可能性も高まります。

 

 無理に勧めると、その人の健康さえも脅かしていることになります。

 

お酒を飲めない人はもっと飲んでお酒に慣れるべきだとか、訓練して強くなるって事には決してならないのです。遺伝子レベルの問題なので、決して無理をしないでほしいと思います。

 

とは言っても勧められたり、場の雰囲気を壊したくないって人はどうすればいいのでしょう?

 

私の方法としては、飲み物を決める時に、迷う事なくさっさとノンアルコールビールを頼んでしまいます。

 

散々迷ったり、最初からソフトドリンクとすぐわかるオレンジジュースやコーラやウーロン茶を頼まないことです。

 

ノンアルコールビールだと、ビールっぽいし、飲み会が進むにつれて、ノンアルコールが本物のビールかなんて皆酔っ払ってくると誰も気にならないようになってきます。

 

お酒が飲めないって言っても無理に飲ますような人達とは飲み会には行きたくはないですよね。

 

お酒が飲めない人が肩身が狭くならないような世の中であってほしいです。