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アラフィフ女の自分探し。日々の生活、アンチエイジング、など綴ります。

犬の介護のために、仕事を辞めました。

こんにちは。

 

我が家のワンコの麻痺がとうとう、左前足まで進み、ひとりで身体を起こしているのも、寝返りうつのも出来なくなりました。上手く水も飲めないのに、ほっといて仕事に行くわけには行かないので

仕事を辞めました。

 

我が家の愛犬はコーギーで、只今12歳です。

変形性骨髄症と思われ、発祥したのは去年の夏の終わり頃。後ろ足の爪が出血したことから始まりました。

 

爪が出血するというのは、普段の歩行態勢が取れてないということ、足をアスファルトで引きずるように歩いた結果ということです。

 

変形性骨髄症は後ろ足を引きずるようになり、だんだん麻痺が進んで歩けなくなり、その麻痺が呼吸器に及び2.3年かけてゆっくりと進行していく不治の病です。幸いなことに痛みを伴わないことが救いです。

 

我が家のワンコも、あと1年ぐらいかもと獣医さんに言われて、自分では覚悟してたつもりが実際に先生の口から発せられると、やはりショックでした。

 

ですから、この一年はこの子の為に出来る事は何でもしてやりたいと思います。

 

犬の介護で仕事を辞めるには賛否両論あると思います。犬の介護をしようにもそう簡単に辞めれない仕事であったり、生活の為に仕事は続けなければいけなかったり人それぞれの事情があると思います。

 

幸いにも私には家族がいるので、思う存分介護に専念できる環境です。

 

犬も最近では、医療の充実や室内犬の増加で寿命が延びています。飼い犬も高齢化が進めば、人間と同様に介護サービスを受ける対象となるでしょう。

 

もっと犬の介護施設やペットシッターが増えれば良いなと思います。また犬を飼う人は当然、何年か後には必ず年老いてくる愛犬を責任もって飼う覚悟も必要だと思います。

 

私もこの子を家族として迎え入れた時に、壮絶な介護がやってくるなんて想像もしていませんでした。 一歳過ぎた頃からてんかんも持ち合わせて、色々な病院も行きました。後ろ足が立たなくなってからは、14キロもある愛犬を抱っこして排泄させるためにギックリ腰や腱鞘炎、膝まで痛めました。

 

でも家族の一員なので、私にとっては息子同然です。

最後まで責任もってお世話をするつもりでいます。

 

でも大変な毎日にもうこの介護から解放されたいという思いと解放される日はこの子とさよならする日なので、その日が来ないように願う自分がいます。

 

この矛盾した思いを抱えてた時、ふと頭によぎったのが乃木坂46の生田さんが前向きになれたと言っていた立川談志師匠の言葉を思い出しました。

 

それは

「修行とは矛盾に耐えることだ」

 

まさに、今は修行だなと思います。いくちゃんが言っていたように、とりあえず前向きに妥協することなく、頑張ろうと思います。